間伐現場がひと段落

1月末に向けて仕上げてきた今シーズンの間伐現場、ほ完了です。写真の現場は0.3haのスギ林。まずまず手入れされた森でしたが、曲がり木を中心に3割程度の間伐を行いだいぶさっぱりした印象になりました。

最近森を見ていて気になるのは、間伐後の下層植生の回復が乏しいことです。シカによる被害と思われますが、間伐して林内が十分明るくなったにも関わらず、数年経っても植物が生えてこない現場が見受けられます。

緑のダムとも呼ばれる森の公益的機能は木そのものよりも豊かな土壌によるものが大きく、低木や草などの下層植生なしに土壌環境は良くなりません。環境保全のためには間伐だけでなくハンターもしないといけないのでしょうね。。

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